省力化を実現する、葬儀式場の強力サポーター
バックヤードだけでなく、葬儀式場でも活躍。
電動棺リフターは、もっぱら安置所や霊安室で使用するものと認識されているかもしれませんが、
実は、葬儀式場でも利用できます。
つまり、祭壇前の安置するところから、告別式でのお別れ、霊柩車への乗棺の瞬間まで利用範囲が広いんです。
シンプルで洗練されたデザインと静かな操作音が、儀式の厳粛さを崩すことなく、
スタッフが力を使わずに棺を移動し、適切な高さにスマートに調整することを可能にします。
故人を見送るすべての方々に、安心と尊厳を感じていただける。
その瞬間をお手伝いするのがシルフィーリフトです。
社内のみなさんを戦力化するためのツールです
お預かりした故人のご家族が面会に来るので、ディレクターさんがお休みをとれない、とか、
男手のあるときでないと、お化粧直しやドライアイス交換が難しい、とか。
そんな不便から解放されることができたら良いですよね。
それこそ、これまではお客様の前に出なかった事務職の方が、冷蔵庫から面会室まで故人をかんたんにお連れすることができたらどうでしょう。
急な面会者にも対応できる、層の厚いチームができると思いますし、お客様に接することで、モチベーションを感じる人材が育つかもしれません。
余剰人員を抱えるのが難しく、かつ人材不足なこの業界の未来にふさわしい、みなさんが活躍できる会社作りに、”インピース”が貢献できるはずです。
早速、電動棺リフターの使用シーンを4つの特徴としてご紹介します。
特徴１ 安置所では、ワンオペ安置を実現！
安置所において、通常はご遺体や棺の取り扱いはかなりの重労働です。
腰への負担、腕や肩への負担、丁寧に扱わなくてはいけないので気も使います。
また、ご遺体用冷蔵庫やラック（安置台）に収めるには、1人ではむずかしく、数人の人手も必要となります。
深夜の搬送を終えた後や、ご遺体の処置をするときなどに、近くに人手がいなくて、
つい社員さんが一人で「エイヤァ」と頑張ってしまう場面って、葬儀社さんならよくあると思います。
そういうときって、経験を積んだベテランディレクターほど、無理をするものです。
長く続けていただく為にも、腰や肩など大事にしていただきたいですよね。
また、身体が小さかったり、経験が少ない方の場合、
無理な姿勢で一生懸命がんばってしまい、これがますます身体に良くなく。
体力以上の無理な力を使うとなると、「えいっ」と荷物を持ち上げるような掛け声が出てしまったり。
そんな時に電動棺リフターがあれば、負担もなく、人手も借りずに一人で安置が行えます。
例えば、
- ストレッチャーからステンレストレイ（または安置ボード）への移乗では、ストレッチャーの高さに棺リフターを合わせれば、お体を持ち上げる必要もなく移乗ができます。その時に移乗ボード（エアリースライド）などを利用すれば、さらにスムーズに移乗が可能です。
- ステンレストレイ（または安置ボード）をご遺体用冷蔵庫（または安置台）に収める場合は、冷蔵庫のローラーの高さに電動棺リフターの高さを合わせれば、ローラーの上を転がすだけで安置が完了します。
- 急な面会が入った場合、電動棺リフターでご遺体用冷蔵庫から棺（ご遺体）を出して、そのまま面会まで移動すれば、事務員さん一人でもすぐに面会に対応可能です。
このように、今まで一人ではできなかった作業が、
電動棺リフターのスイッチ操作だけで簡単に行うことができます。
つまり、安置所での作業のための人件費のコストカットも叶い、スタッフの負担も減り、オペレーションの循環が向上することでしょう。
人に見られているときでも、見られていないときでも、便利な道具を適所で使うことで、
故人に対して丁寧に接する気持ちが生まれるかもしれませんし、
少なくとも、見ている人には丁寧に接している印象を与えることができるかもしれません。
特徴２ 衛生的でメンテナンスも簡単
電動棺リフターは冷蔵庫内から葬儀式場や面会室まで、
温度と湿度の様々な環境での使われることがあるので、清潔感もあり衛生的なのは重要です。
そこで、ステンレス製の製品はサビずらく、掃除もしやすいのが特徴です。
きれいに保ちずらい道具はそんざいに扱われやすく、その分、壊れやすくなったりするものです。
また、普段使いしずらい道具もまたしかり。
シルフィーリフトはスイッチ操作だけなので誰でも扱えます。
また、バッテリー仕様なので利用場所も制限がなく、
使わない時に充電しておくだけなので管理も楽々。
なにか小難しいことがあると、途端に使いずらいという声があがり、
せっかく便利な道具でも使われなくなってしまうものです。
管理しやすく、シンプルな操作と取り扱いが単純であることはとても大事な要素です。
電動式のリフターの特徴の比較
ここで、電動式のリフターと従来の油圧式、よくある移動棺台（チャーチトラック）との比較をしてみましょう。
- 動力源としては、電動棺リフターはバッテリー式です。中にはコンセント式の物もありますが、バッテリー式の方が取り回しの面で使いやすさは断然いいです。
- 動作音についても、モーター音程度で、静かに安定した速さで昇降するのが電動の良さです。
- 操作については、油圧式は足踏み式なので式場で使うにはスマートではありません。電動はスイッチ操作のみなので、葬儀の雰囲気を損なうことはないでしょう。
- 停止精度についても電動では微調整が簡単なので、スイッチで好みの高さに昇降させて合わせるのが容易です。
- 積載能力については、通常の棺の重さは大半は１００ｋｇ未満なので電動でも十分です。（シルフィーリフトの耐荷重は１８０kg）油圧が能力を発揮するのは数百キロなど工業重量物の昇降の時です。
- 初期費用については、電動は油圧に比べて高くなりますが、その分使いやすさの面で圧倒的に価値があります。スタッフを一人雇うコストを考えれば、スタッフのたった数カ月分のコストで何年も昇降を続けてくれると思えば安いものです。
ここからは、式場でも活躍する電動棺リフターの特徴についてご紹介します。
特徴３ 故人との最後の時間を大切にするため
電動棺リフター「シルフィーリフト」は、故人との最後の時間を大切にするために設計されました。
葬儀という重要な場面で、あらゆるシーンでスタッフが安心して作業を行えるよう、
シルフィーリフトはそのすべてのプロセスを支えます。
力を必要とせず、滑らかな操作で棺を静かに運び、適切な高さに調整することが可能なので、
スタッフは故人やご遺族に対してより丁寧に対応することができます。
これにより、参列者は安心してお別れの瞬間を迎えることができます。
新たな用途として、葬儀式場での３つの活用例
シルフィーリフトは、葬儀の各シーンにおいて、最高のパフォーマンスを発揮します。
- 式場の祭壇への安置シーン
棺の高さを簡単に調整できるため、祭壇への安置が容易で、また花祭壇のアレンジの自由度が広がります。 - 告別式でのお別れシーン
小さなお子さんや車いすの方がいる場合でも、適切な高さに棺を調整することで、すべての参列者が安心してお別れの儀式に参加できる環境を提供。 - 霊柩車への乗棺シーン
お別れが終わった後は、そのままシルフィーリフトを使用して棺をスムーズに霊柩車へ移動させ、高さを合わせて乗棺するることも可能。
力の弱いディレクターでも安全に操作できるため、葬儀式の進行に徹して、スムーズな葬儀を執り行う助けになります。
つまり、現場ディレクターの負担を大幅に軽減し、儀式の品質を高めることができます。
活用例１．葬儀祭壇への安置シーン＝祭壇アレンジに合わせて自由なデザインに
お棺を祭壇にご安置する場面や祭壇をデザインする場面において、
棺の高さを合わせるのに困ったことはありませんか？
また、花屋さんのテーブルに棺を移すのも大変だったりしませんか？
ここで、電動棺リフターを活用すれば、棺の高さ調整に悩む必要がありません。
電動棺リフターなら高さを自由にアレンジできるので、
経机の後ろでも、祭壇の真ん中でもどの位置に持ってきても最適な高さに変更できます。
祭壇のデザインの自由度が上がるので独創的な祭壇アレンジに挑戦も可能！
祭壇前にて、拝顔する場面におても、簡単に高さを変更できるので安心してご遺族様にお参りしていただけます。
そして、告別式で祭壇から棺を出す時も棺台に載せ替える必要がありません。
活用例２．告別式でのお別れシーン：どなたでもお花入れができる高さにスムーズに変更
告別式でのお別れの場面で、
小さなお子さんや車いすの方がいらっしゃる場合、
棺が高すぎてお顔が見えなかったり、花入れがうまくできないことがありませんか？
シルフィーリフトを活用すれば、フットスイッチの操作で簡単に高さを変更できるので、
目線の低い方に合わせて棺の高さを下げることもスムーズに行えます。
２～３人のスタッフで、棺を持ち上げて、低い棺台に入れ替える必要もありません。
また、無骨な外観の電動棺リフターでもシルフィーヴェールのようなスカートなどを巻くことで、式場になじませることもできます。
バックヤード専用の機器と考えられがちの製品でも、式場での縁の下の主役となれるのです。
活用例３．霊柩車への乗棺シーン
最近多い直葬や火葬式、親族の少ない家族葬の場面で、
繁忙期でスタッフが少なく霊柩車への乗棺シーンで棺を持ち上げる人手が足りないなんてこともあり得ます。
そんなシ場合でも、シルフィーリフトはキャスターが付いている棺台なので、
式場（安置所）から霊柩車までスムーズな移動が可能です。
また、霊柩車のローラー高に合わせて棺の高さを変更できるので、
一人でも乗棺ができ、重たい棺を持ち上げる必要もありませんし、人手も必要ありません。
特徴４ メイク、処置用の作業台にも
ご遺体のメイクや処置をするときは、専用のテーブルや棺台に載せて行っていることが多いかと思いますが、
高さは固定なので、低すぎれば体制が悪く、高すぎると処置が行いずらかったりしませんか？
身長に合っていない台で、態勢の悪い中で長時間メイクを行っていると腰に負担がかかります。
着せ替えをするときに、高さが悪いと作業の効率が悪かったり。
ちょうどいい高さの処置台ってなかなかないもので、
実は、納棺や処置をするのが、スタッフさんの日々の小さな不満の積み重ねになっていることがあるんです。
そんな時、電動棺リフターがあれば、
適度な高さに調整ができるので作業効率が格段に良くなります。
例えば、エアリークレイドル（軽量安置ボード）と合わせて利用すれば、
個々のスタッフの身長にあった高さのメイク台を準備することができます。
作業のしやすさが、メイクの仕上がりにも大いに貢献することでしょう。
処置が完了した後は、そのままボードごとご遺体冷蔵庫や安置台にしまうこともできるので、ご遺体を持ち上げて運ぶ必要もありません。
直葬だけでも利益の出せる体制づくりを！
葬儀が小さくなり、火葬だけで良いという方が増えてきましたが、
でもまだ2040年に向けて亡くなる方が増えていきます。
と考えると、小さな葬儀や火葬だけでも利益ができる体質が欲しいですよね。
その為には、ご安置ができて、ワンオペ面会対応のできる設備があると良いのではと考え、
実は、弊社自身が運営する寝台部門と葬祭部門、複数の遺体安置施設にて、
只今まさに実証実験中なのです。
葬儀業界が、労働基準監督署さんの指導に沿った運営をしようとすると、
どうしても程よいワークシェアと並行して、各所を最少人数で運営したくなるものです。
併せて弊社の場合では、企業の年月と共に搬送業務を担当するドライバーのみなさんの高齢化が進みまして、
腰やら膝やらの具合を鑑み、搬送と安置の負担の多い部分を設備で補いたい、
と、そんなきっかけで搬送機材の輸入や製造に携わるようになりました。
以後、安置用設備の改造や新製品の導入を試みるたびに、ああでもない、こうでもないと一部のドライバーさんから反対意見をいただいたものです。
いずれに場合も、使用し始めてみると「とっても便利だ」と高評価をいただいて参りました。
むしろ、安置台やリフター、移乗ボードなどがない時代には、もう戻れそうにありません。
採用は年々難しくなり、同時に「人件費」は最大の固定費の一つといえます。
未来の会社の姿がどこに向かうか？というビジョンは各社様それぞれであると思いますが、
弊社においては、少数が無理なく、最大限に役割をシェアし、「直葬だけでも利益を出せるような体質づくりを」と考え取り組んでおります。
ディレクターやドライバーのみなさんには、負担を軽減した分、お客様へ目を配るゆとりが作れたら良いと考えつつ、前述の通り弊社にて目下実証実験中です。
関心があるけどイメージが湧かない、という方がおられるかもしれません。
展示会などで各機材をお試しいただくか、お気軽にお問い合わせください！
現場からの感謝の声
安心と尊厳を提供するパートナー
シルフィーリフトを導入して以来、私たちの現場は大きく変わりました。
以前は、祭壇での安置やお別れのシーンで、スタッフが複数人必要でした。
しかし、シルフィーリフトを使うことで、1人のスタッフでも安心して作業ができるようになり、
他の業務に集中することができるようになりました。
特に感動的だったのは、お別れの瞬間に、小さなお孫さんが棺の中を覗き込むことができたシーンです。
シルフィーリフトで棺の高さを調整し、子供でも故人をしっかりと見送れるようにしたその瞬間、
ご家族から感謝の言葉をいただきました。
これは、ただの道具ではなく、私たちの現場に安心と尊厳をもたらすパートナーだと感じています。
腰や肩の痛みも軽減
私は長年葬儀の現場で働いてきましたが、年齢とともに身体への負担が大きくなっていました。
シルフィーリフトを導入してからは、力を使わずに棺を移動できるようになり、
腰や肩の痛みも軽減されました。
これからも現場で働き続けたいと考えている私にとって、
シルフィーリフトはなくてはならない存在です。
シルフィーリフトが選ばれる理由
- 簡単操作
シルフィーリフトは、ワンオペでの棺の取り扱いが可能です。力を使わずに棺の移動や高さ調整ができるため、女性スタッフや体力に自信のない方でも安心して使用できます。直感的な操作で、現場に新たな負担を増やすことなく、すぐに導入可能です。 - 静かな動作
葬儀の厳粛な場において、シルフィーリフトは非常に静かな動作を実現しています。葬儀が進行する中でも、動作音が気になることはなく、儀式の雰囲気を損なうことはありません。故人やご遺族に対する敬意を守りつつ、作業をスムーズに進められます。 - 高度な安全性
シルフィーリフトは、現場スタッフと故人の安全を第一に考えて設計されています。滑らかな動作としっかりとしたストッパー機能により、棺の移動時に事故が起こるリスクを最小限に抑えます。これにより、スタッフは安心して作業に集中でき、儀式の品質を高めることができます。 - 短納期
「国産製品であるシルフィーリフトは、在庫があれば1か月以内に納品が可能です。これまで輸入品の長い納期に悩まされていた方々にとって、迅速な対応が可能なシルフィーリフトは大きな利点となります。すぐに現場での効率化を実現できるため、今すぐ導入したい方に最適です。」
シルフィーリフトを最大限に活用するには？
- 新しい機器を導入して、人を増やさずに戦力を増やしたい方
- ワンオペで安置所や面会対応を回したい方
- ベテランディレクターだけでなく、事務員さんや新人社員さんを活かしたい方
- 重いご遺体を取り扱う際に、腰や肩などを痛めてけがをするリスクを減らしたい方
- 葬儀式場で高さを簡単に変えられる棺台を求めている方。
- 霊柩車への乗棺を一人で行わないといけないことがある方。
- 納棺、メイク、処置に最適な作業台を探している方。
- 直送、火葬式だけでも利益を出したいと考えている方。
一つでも当てはまることがありましたら、インピースの電動棺リフターの導入を検討する価値があると信じております。
ご不明なことがありましたら、ぜひ、お問い合わせください。
電動棺リフター シルフィーリフト ソロ
商品コード: IYA-SL1
特徴
- 一人で扱える軽さで、スムーズな安置を実現
- 静かな昇降で大切な人の安眠を妨げない
- 洗練された使いやすいデザイン
仕様
外寸 W 527mm L 1350mm(キャスター部含まず）
昇降性能 372～1210ｍｍ
機能 ローラー縦横切替可能
本体材質 ステンレス
昇降機能 アクチュエーター（電動） 、フットスイッチ
耐荷重 １８０kg
充電 充電バッテリー式 AC１００V
安全機能 オーバーロード自動停止機能
付属品 充電アダプター、充電クレイドル
オプション
シルフィーヴェール（リフター用スカート）
エアリークレイドル（軽量安置ボード）
インピース
